スポーツボランティア公開講座

開催報告2017年度 第1回公開講座

2017年度 第1回公開講座
2017年度 第1回公開講座

2017年5月17日(水)、当会理事の二宮雅也(文京大学准教授)が登壇し、『東京2020を契機とする「これからのスポーツボランティア」を考える』をテーマに72名のご参加をいただきました。現代社会におけるスポーツボランティアの解説とともに、「スポーツボランティア読本」の著者として内容の説明がありました。

昨今メガスポーツイベントの開催を受けて、スポーツボランティアという言葉が注目されがちだが、まだまだ日常的にスポーツボランティアが活動できる場所を提供できていないのが課題である。ただ、日ごろから市民一体となったおもてなしをしている地域もたくさんあり、支えるスポーツの機会を市民に提供することでスポーツ振興となり、ひいては地域の活性化にもつながる。改めてスポーツボランティアとは、自発的な意思と判断に基づき、個人やクラブ、団体のスポーツ活動、ならびに各種スポーツ大会・イベント等を支え、スポーツの文化の発展に貢献する人(活動)のことと考える。

ロンドンオリンピックの事例をあげながら、東京2020大会へはどのくらいの人がボランティアとして応募してくるのか参加意欲を検証してみたい。おそらくボランティアとして参加したいと考えている方々は、外国の方や障害をお持ちの方、働く世代、子育て世代、児童生徒等、様々な方々が予測される。そのために解決しないといけない課題は多い。9万人以上のボランティアが必要と想定されている東京2020大会だが、ボランティアの方々の拠点となるボランティア村やボランティアを支えるボランティアの必要性を訴えたい。

東京2020大会前後は、スポーツボランティアの醸成も考えられるが、我々は2020年に照準を合わせるのではなく、2020年以降もスポーツボランティアレガシーを残しさらに発展させていきたい。する・みる・支えるスポーツと、スポーツへの多面的な関わりを通して、互いが思いやりの心をもつことで、いつかボランティアというカテゴリーにとらわれない時代がくることを望んでいる。

東京2020大会ボランティアアドバイザーとして、東京2020大会に向けたボランティアの心構えやボランティアとして支えるスポーツの魅力が詰まった講演となりました。

タイトル
東京2020を契機とする「これからのスポーツボランティア」を考える
『スポーツボランティア読本~「支えるスポーツ」の魅力とは~』の出版に寄せて
登壇者
二宮雅也 文教大学人間科学部准教授
日時
2017年5月17日(水)18:30~20:30
会場
東京都港区新橋3-16-3 港区生涯学習センター
講座内容

1.ボランティア経験について

  • 地域一体となったおもてなし

2.2020東京大会にむけて

  • ボランティアの参加意向
  • スポーツボランティアとは
  • 多様なボランティアの活動促進
  • オリンピック・パラリンピックボランティアの歴史
  • 障碍者スポーツへの理解

3.ボランティアレガシーを考える

  • スポーツボランティア文化の醸成
  • スポーツ文化の形成

4.スポーツボランティア読本について

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