スキルアップ研修会

開催報告2016年度 第3回スキルアップ研修会

2016年度 第3回スキルアップ研修会
2016年度 第3回スキルアップ研修会
2016年度 第3回スキルアップ研修会

2016年12月10日(土)、『普通救命講習』をテーマにスキルアップ研修会を開催し、10名の方にご参加いただきました。(公財)東京消防救急協会からお2人の講師をお迎えし、前半は応急処置や心肺蘇生について、後半は自動体外式除細動器(AED)の使い方についてお話を伺い、実践しました。

前半の「応急処置」では、処置の方法はもちろんですが、現場にいる人の力の大切さについてもお話がありました。「助かる命が助かる」「悪化の防止」「励ましの言葉をかけることで、苦痛を和らげることができる"言葉の応急手当(ことだま)"の大切さ」「救命処置をすることで、生存率が高まる」との言葉を聞き、自分自身がその場に遭遇した場合にできることを学び、受講者全員が応急処置の大切さを改めて感じました。

その後の「心肺蘇生」では、「呼吸確認」「胸骨圧迫」「人工呼吸」などの方法を学びました。「胸骨圧迫30回、人工呼吸2回」を1セットとし繰り返し行うという指導の下、何度も実技で流れやペースを確認しました。「5セット行う=2分」というペースは、実際にやってみると長く感じ、腕や手にも負荷がかかるものでした。周りに人がいる場合は、交代しながら行う、ということも実際に行い、手順確認もできました。胸骨圧迫は、あせってしまうと早くなりすぎてしまう傾向があり、メトロノームでタイミングを確認しながらの講習はとても有効でした。

後半は、「AEDの使い方」について学びました。AEDは「止まっている心臓を動かすものではなく、痙攣(けいれん)している心臓にショックを与えることでリセットするためのもの」であるため、健康な人には使う必要のないものだそうです。最近は40種類くらい機種があるそうですが、「どれも音声に従って操作をすればよいので、どの機種であっても、焦らず操作しましょうね」と説明がありました。講習でも実際に2機種を体験し、初めてでも迷うことなく使えました。「AEDを使うことにためらう人も多いですが、医療処置ではないため、法に問われることもありません。勇気をもって使いましょう。」ということを強くおっしゃっていました。「命を助けるという意思の元でやっていることなので、責められることもありません」という言葉もいただき、AEDを使うことへの抵抗もなくなったように感じました。

今回の研修は、スポーツボランティア活動時以外、日常生活のなかでもいざというときに活用できる内容でした。また、講習で学ぶ内容は、日々変わってきているそうで、以前習ったことと違う内容になる部分もあるとのこと。過去に受講された方も、繰り返し受講するのが良いそうです(実際、研修にも「2回目です」という方が何人もいらっしゃいました)。そして講習後、受講者へは東京消防庁消防総監の「救命技能認定書」も交付され、後日自宅等に郵送で届く流れになっています。

「何かあったときに自分も手助けできるように」「忘れないようにくり返し受けておこう」「その場で不安な気持ちで動けないことにならないように」など、参加者の気持ちと真剣さがとても伝わってくる、あっという間の3時間でした。「みんなが救命講習を受けることで、みんなを助けられる!」、多くの人に受講いただきたい講習でした。

【報告者:国友 昭江】

タイトル
「普通救命講習」
開催日
2016年12月10日(土)13:45~16:45
開催場所
港区生涯学習センター
研修内容
外部講師をお迎えし「普通救命講習」を行う機会
「心肺蘇生やAED、異物除去、止血法などを学ぶ」
※終了後「救命技能認定書」の交付あり
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